きのこにっき

昨日NHKで 沖縄の戦争のフィルムが新たに600本出てきた内容の番組がやってました。沖縄の人の苦悩と言うかとても辛い内容でした。フィルムは 世に出てはいけない物もあり大学の先生が言うには何故カットしてないのか不思議だそうで、実際昨日の番組では、すでに亡くなっている日本兵に対しアメリカ兵がピストルを数発打ったり 映画でしか見たことのない映像が映っており 思わず目を背けてしまいました。実際にあった話として 捕虜から戻ってきた夫婦に対し日本兵がスパイ容疑をかけ、夫婦を山に連れ 虐殺した話など それを目撃した方の苦悩が つらく取材されてました、あと親が亡くなり孤児になった女性の話では 孤児院を出たあとは 何度も養子にだされ 最後にいきついた場所では きつい労働ばかりやらされ、学校にもいけなかった話 せめて1年でも学校に行きたかったと 涙ながらに語っておられました 孤児で 本当の自分の年齢も名前もわからず、未だに それが辛いと言っておられたのが 心に残ります、あと 終戦前の不思議なフィルムがありました 日本兵がアメリカ兵の中で 結婚式をしている映像 不思議な光景だったのですが 騙されたと言うか いい様に使われたが為に行われた式だったそうです 夫婦になった二人は半ば強引に夫婦になったそうなのですが、日本兵の人は 住民がもっと手厚くされるべきだと 訴え それと交換でアメリカ兵の言うがままに 結婚をしたそうです 何故結婚なのか？アメリカは結婚の内容を新聞にし 沖縄中に配り アメリカ人は寛容だと思わせ投降を促したかったそうで、でも夫婦になった二人は 終戦前に アメリカと仲良くしたと 言う事で えらく辛い道を進む事になったそうです。なんとも 辛い番組でしたが 現実を知る事が 今の私達には 必要なんだと思いました。10キロの爆弾を背中に担ぎ アメリカ兵の中に突っ込んでいかなければいけなかった過去、悲しい時代を忘れては いけないですね