きのこにっき

ドラマ『佐知とマユ』親に捨てられた子供の苦悩が描かれたドラマです。
主演の子がとても印象的で引き込まれるようにみました。
家には知らない男が入り浸り 家の中には入れてもらえない幼少時代を過ごし 珍しく遊園地に連れて行ってもらったと思ったら観覧車に一人で乗らされ母親が逃げてしまい捨てられてしまいます。映画 鬼畜のような設定です。
彼女は母親を 犬や猫のように捨てた母親が憎くてたまりません。彼女のもとには親に捨てられた知らない女が居候します。妊娠したかと思ったら、病院では生まず 一人で外で産んで捨てると言い出します。自分の親と同じ事をしようとしてる女に『お前は人間じゃない』といい放ちます。
15年音信不通の親の居場所を知り、見に行ったシーンは ジーンときます。人間じゃないって思ってても やはり気になってしまう。腹立つ事に親は気づかないんです。

色々あって親と面と向かって話すんですが、
やはり許せないのと、甘えたい気持ちが複雑にでます。『お前なんか』とか『人間じゃない』って散々叫ぶんですが、一度はごめんねと言った親も『帰れ』と言われただけで本当に帰ってしまいます。このシーンは本当に心うたれます。散々文句を言い帰れと言いったけど 帰っていく母親に驚き、帰らないでと悲しい顔をしながらも そうは言えないシーン『オイ！』だけを連呼するんですが 母親は無視して帰ります。
主演の子が印象的で調べたら 門脇麦さんと言う子でした。麦？なんか聞いた事あると思ってたら ちょっと前に変わったCMやなと思ってみてた子だと思いました『麦です。本名です』って なんのCMかな？麦茶かビールですかね。偶然みたドラマでしたが 久しぶりに心が動きました。